しょくぶつ

ヨウ素デンプン反応って何?原理や加熱、色など復習!

ヨウ素デンプン反応はこれが肝だ!
というキーワード、何だかわかりますか?

そこに注目すれば、
ヨウ素デンプン反応を説明できます。

ヨウ素デンプン反応、

  • どんな反応のことでしたか?
  • 原理は?
  • 色の変化は?

勉強したけどよく分からない。忘れちゃった。
今そんな感じでも問題ないです。

必要になった時に、
ちゃんと理解すればいいんですから。
そうすれば、
ずっと覚えてる人と同じとこまで行けます!

それでは、詳しく見ていきましょう!!

 

ヨウ素デンプン反応とは?

どんな反応のこと?

まず、ヨウ素デンプン反応はどういう反応でしょうか?

マクロレベルの、目に見える反応のことです。

答えは単純で、
ヨウ素液でデンプンが青紫色に染まるという反応です。

 

理科で実験しますよね。

わたしの時は、

  • 小学校で、じゃがいもをヨウ素液につけたし、
  • 中学校では、校庭の葉っぱを脱色してヨウ素液につけました

実験したの覚えてますか?
今も実験内容って同じなんでしょうか。

 

では次、
どうしてヨウ素液でデンプンが青紫色に染まるんでしょう?

 

ヨウ素デンプン反応の原理

ここからミクロな話になっていきます。

どうしてヨウ素液でデンプンが染まるかというと、
ヨウ素が、デンプンのらせん構造に入り込むから染まるんです。

 

少し分かりやすくなるかなとイラストにしてみました。
↓↓↓

 

  • デンプンはらせん構造をとるので、隙間があります。
  • その隙間に、ヨウ素が入り込みます。

 

これだけかって感じなんですけど、
実はこの反応はなかなか凄い!

どこが凄いかと言うと
デンプン以外の物質があまり染まらないってところです。

 

だから、
学術誌の論文なんかの実験方法に使われることもあります。

詳しくは語りませんが、
デンプンがどこにあるかを見つけるのにはとても重宝します。

 

簡単で、単純で、結果がしっかり出る実験方法。
なんて羨ましい!

どこぞのお偉い研究者さんが、
ちょうど今ヨウ素液にデンプンつけてるかもです。

 

でも、
ヨウ素がデンプンのらせん構造に入り込むから色が変わる。
これはどうして分かったんでしょうか?

う〜ん、
デンプンのらせん構造を壊してみれば良さそうですか?
とりあえず、温めてみましょう。

 

ヨウ素デンプン反応は、加熱すると冷却するとどうなるの?

ヨウ素液でデンプンが青紫色に染まった状態から加熱して冷却します。
どう反応するんでしょう??

 

結論から言うと、

  • 加熱すると、青紫色からもとの褐色に戻ります。
  • 冷却すると、また褐色から青紫色に変わります。

 

これは、言い換えるとこうなります。

  • 加熱すると、ヨウ素デンプン反応を示さなくなる。
  • 冷却すると、またヨウ素デンプン反応を示す。

 

どうしてなんでしょう??

ヨウ素デンプン反応は、
ヨウ素がデンプンのらせん構造に入り込む事で起こりますね。

そう、
加熱したことによってデンプンのらせん構造が壊れたんです。

構造が変わったので、
ヨウ素が入る隙間がなくなっちゃいました。

 

そして、冷却したら?
また、デンプンがらせん構造に戻るんですね。

これで、ヨウ素が入る隙間ができました。

 

イラストにするとこんな感じ?(偉い人に怒られちゃうかな)
↓↓↓
 

 

なるほど、

こうなるとどうやら
ヨウ素デンプン反応は、らせん構造がポイントのような気がしませんか?

 

そうなんですよ、
そこがわかると色の変化も説明できる!

 

色の変化には、どんなのがありそうですか??
とりあえず、ぱっと思い浮かぶのは以下の2つでしょうか。

  • 加熱や冷却したときの色の変化
  • デンプンの種類による色の変化

加熱や冷却したときの色の変化は、さっき復習しました。

なので、デンプンの種類による色の変化をみていきますよ。

 

ヨウ素デンプン反応の色の変化

ヨウ素デンプン反応は、
ヨウ素液でデンプンが青紫色に染まる反応でした。

 

では、デンプンはすべてが青紫色になるんでしょうか??
(実験がうまく行かなかった時の色とかはなしですよ)

 

デンプンが染まるためには、
ヨウ素液が入れるらせん構造が必要でしたね。

なので、
デンプンを構成しているグルコースの単位で考えます。

デンプンには

アミロース αーグルコースがそのまま長くつながった構造
アミロペクチン ところどころで枝分かれをしながらつながった構造

があります。

 

例えばこの2つはどんな色になると思いますか??

答えは、
アミロースは青紫色
アミロペクチンは赤紫色になります。

 

ここで、簡単に他と差がつくポイント!

構造がアミロペクチンに似ているグリコーゲン。
これも赤紫色になります。

アミロペクチンとセットで、グリコーゲンも覚えちゃいましょう。

 

ちなみに、
デンプンとは全く構造が違うセルロースはどうでしょう?
セルロースは、β−グルコースの重合体ですね。

答えは、
褐色(ヨウ素液の色のまま)です。

種類 アミロース アミロペクチン セルロース
青紫色
(反応あり)
赤紫色
(反応あり)
褐色
(反応なし)

 

この違いはどこからくるんでしょうかね〜??

そうなんです。
先程のキーワード、らせん構造です!

 

では、
それぞれの構造をみてみましょう。

ちなみに、これ知らなくていいですが、
らせん構造は、6個で1回転するんだそうです。

 

そうなると、

アミロースは?

グルコースがそのまま長くつながった構造だから。
なんか、グルグルいきそうですね。

 

アミロペクチンは?

ところどころで枝分かれをしながらつながった構造です。

これもそんなに詳しく知る必要ないですけど、
ところどころの枝分かれは、24〜5個程度毎にあるんだとか。

それなら、
アミロースほどではないけど、らせん構造はありそうです。
クルクルして枝分かれ、またクルクル枝分かれ・・。
って感じでしょうか?(あくまでイメージですよ!)

 

セルロースは?

繊維状で、そもそもらせん構造をとらないのでなしですね。

 

そうなると、

種類 アミロース アミロペクチン セルロース
青紫色
(反応あり)
赤紫色
(反応あり)
褐色
(反応なし)
らせん構造 グルグル クルクル なし

 

こう見るとわかるのが、
らせん構造が多いほど青紫色に近くなるんですね。

 

確かに、

  • らせん構造が多ければ、
  • ヨウ素が多く入り込めるので、
  • 色は濃くなりそうです。

うん、感覚でも納得。

やっぱりここでも、
らせん構造がキーワードでした!!

 

以上、ヨウ素デンプン反応について復習してきました。

らせん構造を主役に説明するとわかりやすいですね。
立体的にイメージもしやすいです。

では最後に、今までの内容をザッとおさらいします。

 

まとめ

まず、ヨウ素デンプン反応について。

  • ヨウ素液でデンプンが青紫色に染まる反応
  • 原理は、ヨウ素がデンプンのらせん構造に入り込むから
  • ヨウ素デンプン反応は、らせん構造に注目!

次に、温度での変化。

  • 加熱すると反応がなくなるのは、らせん構造が壊れるから。
  • 冷却すると反応するのは、またらせん構造に戻るから。
  • グルコースのらせん構造が多いほど、入り込むヨウ素の数が増え、青緑色に近づく

でした。

ちなみに、テストでこんな文章書いたら怒られます。
間違っても「グルグル」とか書いちゃだめですよ!
しっかり、教わった文章で書いてくださいね。

私みたいに大人になって、勉強しなおしてる人もいます。
身に着けて無駄な知識はないですよ。
頑張りましょう!

 

今回の参考文献はこちら

真核細胞!原核細胞の違いや構造、例を紹介

乳酸菌と酵母の違いって分かりますか?
1つは、原核細胞か真核細胞かですね。

この地球上には、二種類の細胞があります。

  • 真核細胞
  • 原核細胞

私たち人間は、真核細胞を持っている。

実は、カビや酵母も真核細胞をもってます。
でも、乳酸菌や大腸菌は原核細胞。

この違いはなんなんでしょう?

今回は、真核細胞を中心にいろいろ見ていきます。

細胞が、真核と原核の二つに分かれる理由。
真核細胞の中でも、菌類と植物、動物の構造に違いはある?
真核細胞の特徴や例についても触れてますよ。

それでは行きましょう!

 

真核細胞と原核細胞の違い

まずは、
真核細胞と原核細胞はどこが違うの?というところから。

2つを分けているのは何なんでしょうか?

 

後で一つずつ見ていきますが、
今回は、違いを4つほどご紹介します。

  • それぞれの細胞を持つ生物が違う
  • 核があるかないか
  • 細胞の中身が複雑か簡単か
  • 細胞の大きさが違う

 

それぞれの細胞を持つ生物が違う

真核細胞と原核細胞は、
それらをもつ生物が、はっきり分かれています。

というか、
どっちの細胞を持つかが分類の物差しにもなってる。

 

真核細胞を持つ生物は、真核生物といいます。
動物や植物、菌類に原生生物がそうです。

一方、
原核細胞を持つ生物は、原核生物。
細菌や古細菌がこのグループ。

真核生物の具体例は、
最後の方にざーっと書いてるのでみてみてくださいね。

 

動物だけど、例外的に原核細胞をもってる
細菌なのに、なぜか真核細胞をもってる

なんてことは、現状起こっていません。
例外なくはっきり分かれてくれているのって助かりますよね。

 

核があるかないか

 

細胞の中に、核があるのが真核細胞です。

 

原核細胞は、核がない。
だから、DNAがそのまま細胞の中に浮いてます。

 

じゃあ、真核細胞のDNAは、
どうやって
あんな小さくて丸い核の中に納まるんでしょう?

 

それは、
DNAがヒストンていうのと、くっつくのがミソ。

このヒストンはタンパク質。
だから、比較的しっかりしてます。
で、DNAはこのヒストンと、ひも状になる。

例えば、細い糸も何本か重ねるとしっかりしません?

それと同じ原理で、束ねやすくなるってわけ。

 

でも、そもそも、
なんで真核細胞は核にDNAを入れたんでしょう?

その理由は、
DNAの長さが長すぎるからだそうです。

 

例えば、
原核細胞を持つ大腸菌のDNAは、400万塩基対。
一方、真核細胞を持つヒトのDNAは?
なんと、30億塩基対もあります。
その差なんと750倍。

 

こんなに違うんじゃ、確かに真核細胞は整理しないとかも。

DNA以外にも、オルガネラもかなり入りますからね。

断捨離できないから収能力UPしかない!!

 

ちなみに、DNAの形も違います。

真核細胞は、全生物が真っ直ぐ(直鎖状)。
だけど原核細胞は、ほとんどが輪っか(環状)。

 

これも、核に閉まった理由に関係してるんでしょうかね?

 

細胞の中身が複雑か簡単か

真核細胞の細胞内は複雑です。
一方、原核細胞はシンプル。

 

なぜなら、
真核細胞には、いろんなオルガネラがつまってる。

 

オルガネラとは、
細胞の中にある、膜で包まれた器官のこと。
これらは、それぞれ特別な働きをします。

例えば、
ミトコンドリアや葉緑体、ゴルジ体、小胞体なんかがあります。

 

原核細胞にも、
リボソームなど、生きていく上で必要な機能はあります。
でも、オルガネラはありません。
(リボソームは、正確にはオルガネラではありません)

 

ちなみに、
オルガネラってどうやってできたかご存じですか?

 

なんでも、
細胞膜が折れ込んできたと考えられてるそうです。
そして、
その折れ込んだ部分が独自の機能を持つようになったと。

 

折れ込むって。。湯葉(ユバ)しか思い浮かばない。。
やばい、もうそのイメージしかできない。。

 

なーるほど。

オルガネラの特徴は、
細胞膜と同じハイスペック膜の働きなんですよ。
もともとが細胞膜ということなら。
納得です。

 

そういえば、
最近は、オルガネラの意味があいまいになってますよね。
細胞の中のものは全て、オルガネラとおっしゃる方も。

 

そんなわたしも、まだまだ専門家には程遠い。
日々精進していかねば!です。

 

細胞の大きさが違う

真核細胞と原核細胞では、細胞の大きさが違います。

 

同じ真核細胞でも、
種類によって大きさの違いはありますが、、

原核細胞が1~2μmくらい。
真核細胞が数十μmくらいなんだとか。

その差は、10倍以上です。
(1㎛=0.001㎜です)

 

この差、そんな無いように思いますか?

 

現実にみると、
大腸菌とヒトの細胞の大きさの違い。

見た目の大きさで言ったら、
大腸菌が大豆くらいの大きさだとしたら、
ヒトはエベレストより高いんだそうです。

 

安心してください、10倍でも凄い差なんで。

だって、直径が10倍あると、
体積は1000倍になるじゃないですか。

 

ちなみに、
原核細胞の大きさは、
真核生物のオルガネラと同じくらいです。

 

このことは、細胞共生説の根拠になってるんです。

簡単に言うと、
原核生物が、他の原核生物を体に取り込んだ。
そして、自分の機能の一部にした。
みたいな感じです。

 

真核細胞の構造

真核細胞といっても、その構造は種によって特徴があります。

 

今回は、以下の三つの図を描いてみました。

  • 菌類
  • 植物
  • 動物

それぞれ、これはあるけどそれはない。
みたいな感じになってます。

 

しかも最近は、すごく優れた顕微鏡が登場していて。
いろんな器官が詳細に載ってる模式図とかもありますよね。

でも今回は、とても単純な図で紹介します。
高校生物くらいのボリュームです。

 

なんか、下手ですみません。。

この図を見ると、気づくことが。
それは、
意外とそんなに違わない??ってこと。

 

そう、案外同じものを持っているという。
このことから分かることがあります。

それは、

細胞の中のものが揃った時期は
いろんな種に別れるより前か同時期だった

ってことです。

 

先にオルガネラとかが細胞内に出揃った。
そこから、
動物や植物などに進化していった。
そんなふうに考えられています。

 

では、構造のお話に戻って。

一番ボリューミーなのが、植物の真核細胞。

  • 葉緑体
  • 液胞
  • 細胞壁

が、特徴的ですよね。

特に、葉緑体については、植物だけが持っています。

 

次に多いのが、なんと菌類。
植物の細胞から、葉緑体を抜くと、菌類用になります。。

  • 細胞壁
  • 液胞

は、まだありますね。。

 

そして、とってもシンプルなのが、動物の真核細胞。

細胞壁も、液胞もなくなっています。

細胞壁がないのは、動物には骨があるから。
逆に、植物と菌類は、
細胞壁があるから、あんなにしっかりした形がたもてるんです。

 

細胞を構成するものだけを見ると、
それ以外に主要なのは、みんなもってるんですよね。。

  • 核膜
  • 細胞膜
  • 細胞質
  • 小胞体
  • ミトコンドリア
  • ゴルジ体
  • リソソーム
  • リボソーム

。。。

ね、意外とシンプルでしょ?

 

ただ、この細胞の構造だけ見ると、似ているんですが。
ひとつひとつの器官を細かく見ると、
やっぱり、それぞれに特徴があったりします。

 

例えば、

真核生物のDNAは、染色体が複数あります。

でも、
ヒトは46本だけど、
カビの仲間のコウジカビは8本と少ないです。

 

細胞分裂すると、
これらの染色体のDNAが複製されて、娘細胞に分かれて入る。

 

この分裂できる回数は、動物の場合は決まってます。
つまり、細胞に寿命がある。

でも、菌類にはなくて、ずーっと分裂できるんだそうです。

 

と、それぞれが、
いろいろ工夫して進化してきたんでしょうね。

 

う~ん、
私たち人間も、
細胞レベルで何か進化してるんでしょうか?

次は、人間はどうやって誕生したのか?じゃないですけど、
そもそも、真核細胞って何なのか?ということ。

真核細胞って、どうやって誕生したんでしょうね?

 

真核細胞とは?

真核細胞は、真核生物が持つ細胞のことです。

この真核細胞は、だいたい数十㎛。

 

でも、なにしろ真核生物には種類がたくさんいますから。

例えば、原生生物のアメーバ。
彼らは、真核細胞1つで生きてるんですが、
大きいものだと100㎛くらいあります。

 

そんな、真核細胞はどうやってできたのでしょう。

今考えられているのは、
原核細胞を持つ原核生物が進化して誕生した。
ま、その説が想像しやすいですよね。

 

具体的には、原核生物の細胞に原核生物が入り込み。。
そして、染色体を包み込みます。
これが、今の核膜に包まれた核にあたるそう。

 

この、核の進化以外にも、

ミトコンドリアは、
昔むかし好気性の細菌が細胞に取り込まれたもの。
好気性とは、酸素を吸収してエネルギーを作り出すことです。

葉緑体は、昔むかしの藍藻が取り込まれたもの。
藍藻は、光合成をする細菌ですよね。
ちなみに藍藻は、シアノバクテリアのことです。

 

こうやって、真核細胞を持つ真核生物は
いろんなスペックを身につけて進化してきたと考えられてる。

 

これにはちゃんと根拠もあります。

実は、
ミトコンドリアと葉緑体は、自前のDNAを持ってます。
核外DNAっていうんですが。

細胞のオリジナルのDNA以外に、
同じ細胞内にいるミトコンドリアの中にもDNAがある。

 

そして、そのDNAは環状なんです。

DNAの形は?
原核細胞が環状で、真核細胞が直鎖状でしたね。

 

つまるところ、
環状のDNAをもつミトコンドリアたちは、
もとは、別の原核生物が、細胞の中に入り込んでオルガネラ化した。。
これは細胞共生説といわれています。

 

そんな真核細胞ですが、
この細胞を持つ生物は、どんなのがいるんでしょうか?

簡単にまとめてみましたよ。

 

例は何があるの?

真核細胞をもつ生物には、こんなのがいます。

分類名 例(別名、分類名含む)
動物
  • ヒト
  • ホニュウ類
  • は虫類
  • 節足動物
  • 脊椎動物 など
植物
  • コケ植物
  • 被子植物
  • 裸子植物
  • シダ植物
  • オオカナダモ など
菌類
  • カビ
  • 酵母
  • キノコ
  • 酵母菌(=酵母)
  • 子のう菌類
  • 担子菌類
  • 不完全菌類
  • 地衣植物 など
原生生物
  • 原生動物
  • 藻類
  • ミドリムシ
  • アメーバ
  • ゾウリムシ など

 

ハンパない数なんですよ、本当に。

それもそのはず、

  • 細菌
  • 古細菌

以外は、すべて真核細胞を持っています。

なので真核細胞を持つ生物は、

  • 動物
  • 植物
  • 菌類
  • 原生生物

の仲間全員!です。

 

おっと、思ったよりも長くなってしまいました。
最後にまとめて終わりにします。

 

まとめ

まず、真核細胞と原核細胞の違いについて。

  • それぞれの細胞を持つ生物が違う
  • 核があるかないか
  • 細胞の中身が複雑か簡単か
  • 細胞の大きさが違う

という違いがありました。

次に、真核細胞の構造について。

  • 中身の種類は似ている
  • でも、その構造などはそれぞれ特徴がある

 

そして、真核細胞は何なのか?

  • 原核細胞を持つ原核生物が進化して誕生した細胞
  • ミトコンドリアの祖先は、真核生物に共生した原核生物

最後に、真核細胞を持つ生物の例を挙げました。

 

にしても、
私たちがいつも食べているものは、みんな真核細胞。

細胞は同じなんだから、何が美味しさを分けてるんでしょう?
きのこのことは記事にしてるので読んでみてくださいね。

 

今回の参考文献はこちら

窒素同化とは?窒素固定と窒素同化の違いも復習!

窒素同化は、植物にとって何でしょう?
植物にとって、窒素同化は食事です。

 

だから窒素同化は、
植物にとって、ものすごく大事なんです。
知っていましたか?

植物って聞くと、どうしても光合成のイメージですよね。

それも、もちろんすごく大事ですよ。
だって、酸素を作ってくれてるんですから。

でも植物は、窒素同化ができないと光合成もできなくなる。

おっと、それは大変だ。

ということで今回は、
植物にとって超重要な窒素同化についてです。

 

窒素同化とは?

窒素同化とは?
参考書とかには、だいたいこんな感じで書かれてますよね。

植物が、アンモニアなどの窒素化合物を吸収し、これを材料にして、アミノ酸やタンパク質などの有機窒素化合物を合成すること。

あ、そうだった!ってわかった方は素晴らしいです。

でも、これ難しいですよ。
いろんな知識があってやっとたどりつきません?

なので、それぞれゆるく復習していきます。

 

この窒素同化を理解するには、
まず、窒素がどれだけ大切か?を知ると、すーっと頭に入ってきたりします。

だから、窒素が大切だって話から始めますよ!

 

窒素同化はなぜ必要?

それでは、主役を窒素に移します。

私たち人間も含めて、
生物のからだには窒素元素が絶対に必要です。

なぜかというと、
例えば、体をつくっている

  • タンパク質
  • アミノ酸
  • 核酸など

には窒素が含まれてるからです。

そっか、そういえば。

 

でも、ありがたいことに窒素は空気中に80%もあります。
なんだ、全然大丈夫じゃん!
と思うのですが、残念なお知らせが。

地球上のほとんどの生物が、空気中の窒素をそのまま使えないんです(T_T)

 

空気中だから、吸い込めば吸収できるかと言うと、
呼吸で得られるのは酸素で、窒素は吸うけどそのまま出ていきます。

 

では、どうやって窒素を体内に取り込んでるのか??

わたしたちは、食物(植物や動物)を食べることで窒素を得ています。
動物はみんなそうですね。

植物はどうでしょう?
植物は、土壌の中から窒素を吸収しています。

そう、だから窒素同化とは、

  • 直接は取り込めない窒素を
  • 別の形でからだに取り込んで、
  • 見事!自分の一部にする

過程のことなんです。

 

この窒素同化の過程では、
窒素元素(N2)さん自体は、全然出てこないです。
なのに、なんで窒素同化??
と思ったとしても、
全ては窒素のためだとわかると、ネーミングにも納得できます。

では、次はその過程を復習していきます。

 

仕組みはどうなっている?

突然ですが、
窒素同化の図ってみたことありますか?

なんかグルグル矢印が回ってるやつです。

 

今回は、この図をわかりやすく復習します。

図をいじっちゃっていいのかわからないですが、
私でもわかるようにしたらこうなりました。
という、説明の流れになってます。

んで、正直必要なところだけでいいのかなと思うので、
今回はこれで説明させてください!
(高校生物レベルなのかな?)

ちなみに、暗記防止のために、よく見る図と反対にしてます。。

まずアンモニウムイオンが、
植物のからだの中に、
ある程度たまった状態からスタートです。

ジェットコースターなんかが、
ある程度乗客が乗ったらスタートするイメージです。

そこから、
1)アンモニウムイオンは、グルタミン酸とくっついてグルタミンになります。
※グルタミン酸は、植物のからだの中にすでにあります。

2)グルタミンは、ケトグルタル酸とくっついて、2つのグルタミン酸になります。
※ケトグルタル酸は、植物のからだの中にすでにあります。

ここで、グルタミン酸が2つ出来るのがミソですよ!
グルタミン酸1号とグルタミン酸2号って名付けましょうか。

なんと、グルタミン酸1号は、1)に再利用されるんです。
そして、グルタミン酸2号だけが次のサイクルに進みます。

グルタミン酸1号が再利用されるので、
これ、1)と2)で被ってるのが分かりますか?

これをガシャコーンとくっつけると、こうなります。

サイクルの左側の図になりました。

3)グルタミン酸2号は、再びケトグルタル酸に戻る。
その過程でアミノ基ができます。

ケトグルタル酸が再利用されるので、
これも、2)と3)で被ってるの分かりますか?

これをガシャコーンとくっつけると、こうなります。

サイクルの右側の図になりました。

この図は、何ともよくまとまった、スマートな図なんですね。
でも、いきなり出てくると、ちょっと構えちゃいます。

分解して段階ごとに見ていくと、
やっぱりこの図にたどり着くんですが。

と、図の復習に時間を取ってしまいましたが、
ここで知っておくべき1番のポイントは、
アンモニウムイオンからアミノ基が作られるってところです。

しかし、このアミノ基をつくるだけで、こんなサイクルを経るとは。。

窒素を吸収するって、本当に大変ですね。

それでは、次はアミノ基からアミノ酸が出来るまでを復習します。

 

アミノ酸ができるまで

これはもう、図のままです。

アミノ基が、有機酸とくっついて、アミノ酸が出来ます。
ちなみに、この時の結合を手助けする酵素は、アミノ基転移酵素といいます。

 

さて、
アミノ酸はどういう構造でしょうか?
カルボキシル基とアミノ基でできていますね。

このカルボキシル基が有機酸のことです。

と、ここまでが窒素同化の復習です。

簡単にまとめるとこんな感じです。

  • アンモニウムイオンからアミノ基が作られる。
  • このアミノ基が、アミノ基転移酵素によって、有機酸と結合してアミノ酸が作られる。
  • アミノ酸が、たくさん集まって、タンパク質になる。

 

急に話題が変わりますが、
窒素固定って何だったか、覚えていますか?

窒素同化を勉強する時に、その説明の中にしれっと出てきたり、
窒素循環で2つを一緒に勉強しちゃうとか。

そうなると、名前も似てるし、こんがらがっちゃう人も多いみたいです。

なので、ちょっと違いを整理してみようと思います。

 

窒素同化と窒素固定の違い

窒素固定と窒素同化。
似てますよね( ´ ᐞ ` )

だから、
あれ?どっちがどっちだっけ??
と、なることもあります。

 

それぞれ、理解すれば迷うことは無いですが、
自分の覚えやすい「違い」を覚えておくのも手かと思います。

 

主役が違います。

窒素固定 根粒菌などの窒素固定細菌がする
窒素同化 植物や動物がする

 

作られるものが違います。

窒素固定 窒素元素から窒素化合物をつくる
窒素同化 アンモニウムイオンからアミノ酸をつくる

 

それでもしっくりこなければ、
もう感覚とかでもいいんじゃないでしょうか?

 

名前の感じで無理矢理覚える。

窒素固定 空気中にふわふわ浮いてる窒素を、土の中に閉じ込めて固定する
窒素同化 土の中の窒素化合物を、吸収して自分の一部に同化する

 

ただ、やっぱり
窒素固定されたものを、窒素同化するんですから、
繋がってることは理解しないとですね。

と、以上が窒素同化の復習でした。

最後に、ざっとまとめて終わりにします。

 

まとめ

まず、窒素同化の大切さを復習しました。

植物は体を作るのに窒素元素が絶対必要。
でも、直接は取り込めないので、アンモニウムイオンを土の中から吸収している。

 

そして、アンモニウムイオンからアミノ酸が出来るまでの過程を復習しました。

アンモニウムイオンからアミノ基が作られる。
このアミノ基が、アミノ基転移酵素によって、有機酸と結合してアミノ酸が作られる。
アミノ酸が、たくさん集まって、タンパク質になる。

 

最後に、窒素同化と窒素固定は、名前が似てるけど全く違うんだよというお話でした。

覚えることがたくさんあると思います。
少しでも簡単に、必要最低限で覚えられるように、いろいろ工夫していきましょう!

大丈夫、理解しちゃえばこっちのもんなんだから。

 

今回の参考文献はこちら